上信　山スキー　御飯岳　黒滝山

　　　　　上信　御飯岳と黒湯山　山スキー

　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１７年　２月２５日

　今シーズン初めの山スキー、足慣らしにと思い出かける。朝早くから車を走らせ万座温泉に向かう。万座ハイウエイは１０５０円を支払うが、ほぼ乾燥した路面で管理状態が良いので助かる。領収書には（株）プリンスホテルと書かれていた。途中、朝日が上がり、山が赤色に色づくが樹林がないところにうまく当たらず見ただけで終わってしまう。

　万座温泉の上の除雪行き止まり手前に公共の広場があって駐車できた。そこから道歩きとなるが、ゲレンデになっているところを横切ることとなる。ゲレンデがほとんどの万座山を道で回り込むと御飯岳がきれいな姿でよく見えるようになる。朝早いので静かなものだ。万座峠に来ると笠ヶ岳が良い。小さいピークの南面は雪が雪崩れているところもあり帰りは要注意と意識して回り込むと黒湯山の斜面が見える。先に登りたくもなるが主目的は御飯岳なので道を進めていく。霧氷が着いたカンバが綺麗だ。車道を歩いているのだが厭きが来ない。写真の枚数が進む。右にある尾根が消滅すると県境になる。

　いよいよ登りになり、広くなって見える正面を進んで左に見えていた樹林の薄そうな方へ向かうが結構な傾斜が見えてスキーでは登れそうもなく、時間をかけて雪が落ちてもいけないと弱気になり、右の尾根を行くことにする。傾斜はやはりきつく、スキーを外す。ツボ足で登るも樹林の間で少しは気が楽で、少しで傾斜が緩む。途中素晴らしい斜面が見えて帰りはここを滑ろうと決め、頑張る。途中スキーを着けたり、外したり、時間ばとられるも山頂下でスキーを外したのが３回目、これで平らな見晴らしのいい山頂に出た。はじめはここが山頂とは気づかないでさらに南へ進んでみるも傾斜が落ちる方になるので引き返した。

　いよいよ下り。針葉樹、ダケカンバの密集地を避けながら心配していた急傾斜と、気持ちよさそうな部分とすぐに降りてしまったが、明神沢の源頭に入るのを気にしすぎて左に向かっているうちに老ノ倉山の正面が見えてきた。ルートミスに気付いて方向を修正し一汗かく。

　登りのときのスキー跡があり、すぐに県境に戻れた。シールを付けなおして、黒湯山西側のコルに上がる沢状（道が大きく曲がるところ）をツメ、県境尾根を進む。いい斜面が続いている。黒湯山の山頂は北方向のみの展望。樹林が近い。すぐ下に見える尾根で一本取る。

下りのルートは自由にとれて快適に滑れる。林道に出て苦しい歩行となる。スキー場の初級者ルート「どうぶつの森」が朝来た道でわずかで駐車場に戻れた。

コースタイム　　

駐車場　7：00　　　　万座峠　7：40　　　　県境　9：12山頂　10：25～40県境　11：36　　　　大曲　12：15　　　　黒湯山　12：40　　　　1838ｍコル　13：10　　　　駐車場　13：57