北アルプス　餓鬼岳から唐沢岳

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１６年１０月１５～１６日

　年に一回は北アルプスの展望を楽しみたく出かけてみました。前日はほとんど寝ることができず暗いうちに登山口に向かっていたが高瀬川を渡るあたりで山並みが美しく見えそうな気がしたので三脚を立てて日の出を待つことにしました。山が赤く見えるかと思っていましたが残念。公園の中の道で再挑戦してドウダンツツジが赤く並んでいたのを撮ってみました。

　　　　

　今回の山では滝も楽しめるので良かったのですが紅葉はもう少し標高が上のところでした。そのあとは眠くだるい体を揚げる作業だけとなります。大凪山を過ぎて展望が出るまでは我慢でした。谷筋が白ザレして唐松の黄いろが黒く見える針葉樹に浮かんできれいでした。

　　　　

谷筋の上を見ると小屋の一部が崖へ飛び出しているように見えます。餓鬼岳小屋までゆっくり上がってビールを仕入れて山頂に向かいました。時間が早いので、そして風もほとんどなく温かな山頂は景色を眺めるのに文句なくいい所でした。そのあと南向きの岩に横になって昼寝を楽しんでみました。

　　　　　　

　

夕飯の後に夜景を楽しみました。二日目の朝を餓鬼岳山頂で迎えました。唐沢方面に向かう人が二人先に行ったのですが撮影タイムは大事にしてます。

　　　　

　昨日も見た景色ですが飽きないです。剣ズリの稜線も気持ちよさそうです。

しかしながら唐沢岳への稜線もいくつかのピークを越えていい感じです。が、地図で見るよりきつく感じたのは一昨日からの睡眠不足のせいにしておきたいです。

　　　　

　山頂からの眺めはもちろん良い。少し楽しんで戻ることにしました。ザレているところは慎重に下って、後は景色を楽しみながら足を進めるだけ、山歩きは我慢ということでしょうか。

　

　　夏に歩いた北穂高周辺も見えていました。